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弟の苦悩
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初めまして＆こんにちは
椎名 です
苗字と名前のごろが悪いのは
作者の、天神 魔利っていう人に文句を言ってください
・・・苗字で解るとおり、俺はかの有名な
飛葉中の背番号４番、椎名 翼 の弟だ
しかも、ただの弟じゃない
双子の弟なんだ
キーン コーン カーン コーン・・・・
あっ、もう四時間目の授業が終わったんだ
こうしちゃいられない
早くこの場を離れなければ・・・！
俺は席を立とうとした
が、それは叶わなかった
「どこに行くんだ？・・・」
なぜなら、俺の双子の兄の翼が
俺の肩をがっしりとつかんでいたからだ
「ちょっと・・・・カワヤへ・・・・・・・・・・」（汗）
「じゃあ、僕も一緒に行ってあげるよ」 （笑顔）
あぁ・・・今、絶対
心の中では『ぜってー逃がすか・・・！！！』って
思ってるんだろうな〜・・・
「・・・・・一緒に・・・お昼食べよう・・・・・翼・・・」
俺はしかたなく翼が待っていたであろうセリフを言った
ここら辺で折れとかないと
翼が最後の手段に出そうだったからさ
それを聞いて翼は待ってましたとばかりに
すんごい笑顔で、俺を屋上へと連行した
もちろん弁当箱を持って
「今日もは僕と一緒にお昼ご飯食べたいって言ったから連れて来た」
脅したくせに・・・笑顔で・・・
俺と翼は一卵性双生児だから、見た目はほぼ一緒
おかげで、翼とは今だに身長の決着がつかないでいる
「何で、似てほしくないところばっか似ちゃったんだろう・・・」
俺はボソリと独り言を喋った
「それって身長と性格のことか？」
隣に座っていた黒川に俺の独り言が聞こえたらしい
・・・身長はいいとして、なんで性格まで入ってるんだよ！？
性格はまったくと言っていいほど似てないはずだ！！＜はずなんだ・・・
俺が一人で考え事をしていると、
屋上にガラの悪い兄ちゃんがやってきた
「おい 椎名！！」
「「何？」」
俺と翼の声がハモった
「いや・・・ストレートのほうじゃなくて、そっちの椎名だ」
俺の髪型はストレート
だから、皆は俺と翼をだいたい髪型で
区別しているみたいなんだよね
図体のでかい兄ちゃんがズカズカと翼の方へ向かっていく
グチャ
「あっっっっ！！！」
お・・・俺のデザートのメロンパンが・・・！！（一口サイズの・・・！）
「なんだこれ？メロンパン！？こんなところに置いとくんじゃねぇよ」
・・・・・・踏んづけておいて、謝りもしないのか！？
奴は俺のメロンパンを俺の方に投げ飛ばした
お、おれの〜〜〜〜（泣）
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・(怒り浸透中）
おのれぇ・・・よくも命の１０番目に大切なメロンパンを・・・・・
許さんっ！！！！
「・・・あのさぁ、俺の命の１３番目に大切なメロンパンを
踏んづけておいて、謝りもしないわけ？
そっかーそうだよね〜アンタ見た目どおり
人間出来上がってなさそうだもんね〜」
「なっ・・・テメェ・・・・・！！！」
ガシッ
「！！！！！」
「に手だすんだったら、俺が相手してやるよ
なんなら、口で勝負してもいいんだぜ？
あっでも、の発言にキレてるんじゃあ
口じゃあ勝負にならないか」
翼が俺に殴りかかろうとした奴の腕を
思いっきりつかんでいる
・・・俺は席を外したほうがよさそうだな
あとは翼が丸く（？）収めてくれるだろうし・・・
俺は無言でその場を離れた
そのすぐ後に
すごい悲鳴があがったのは言うまでもないだろう
「あれ？は？」
「さっきこっから出て行ったぞ」
「ふ〜ん僕から逃げられるとおもってんのかね・・・（ボソリ）」
ブルッ（怯）
な、なんだ今の悪寒は・・・
せっかく翼の魔の手から逃れられたというのに・・・
「やあ。遅かったね」
・
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・
・
・
・
！！！？
えっ！？
何で何で！！！！？？
何でここに翼がいるのさっ！！
まさか！瞬間移動をして・・・
「なんで、逃げようとするのかなぁ・・・？」
うっ・・・
怖い
翼の笑顔が怖い
周りにいる女子とか男子とか（？）が顔を赤くしてるけど
俺には恐怖の塊にしか見えない
「頼むから俺を自由にしてくれ〜〜〜〜〜！！！」
と言って、俺は猛だっしゅしてその場から逃げた
翼の恐怖から逃れるべく！
ここから、いつものように
俺と翼の鬼ごっこが始まる
でも、いつものように翼が勝つ
弟はどうしても兄には勝てないものなのか・・・
☆ あとがき ☆
あはは☆
やっちゃいました
翼さんの双子ドリーム
もう君のドリームは書きません
あぁ・・・オチがオチになってないよ
コレ・・・
というわけで（どいうわけだ！？）
私は退散させてもらいます
さらばだっ！！
天神 魔利
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