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家族計画
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ここ、3年1組に という少年がいる。
この少年
「きゃーvvvv」
とても精神年齢が低いので
「待つんだ!視聴覚室はそっちじゃない!!」
いつも手塚が面倒を見ているのであった。
「父上――――――vv」
「やあ、。さっきぶりだね」
は不二を見つけて嬉しくなって駆け出して行ったようだ。
「はぁ・・・・はぁ・・・」
手塚は息を切らしてやっとに追いついた。
「不二・・・の保護、ご苦労だった・・・・・・・」
「手塚こそご苦労様。大変そうだね、の育児教育」
不二に促されては手塚の元へと戻った。
「パパー時間はー?」
が手塚のそでをひっぱりながら聞いてくる。
「そうだ、次は移動だった。、行くぞ!」
手塚はそう言うと、をだっこした。
は精神年齢が低いだけでなく、身長も低かったので軽々と持ち上がった。
だっこの仕方が随分と手馴れていた。
「またねー父上――――」
は不二に手をぶんぶん振りながら叫んだ。
手塚と不二はそれぞれの呼び方に疑問を持ちながらもその場を後にした。
――昼休み
今日は天気がいいから外で昼ごはんを食べたいというの要望があったので手塚とは屋上で食べていた。
すると、次々とテニス部のレギュラーメンバー+@がやってきた。
そして、皆で一緒にお昼を食べることになった。
「。口の周りが汚いぞ」
「すっかり、先輩の世話が板についてきたっスねー」
桃城が手塚に言った。
「マイブラザー、そのパン一口ちょうだい」
「いいっスよ」
桃城はに食べかけのパンを渡した。
が一口だけ食べ桃城にパンを返すのを見計らって不二がに尋ねた。
「ねぇ、。僕のことは何て呼んでる?」
は首をかしげながらも不二のことを呼んでみた。
「父上ー」
「なんで、父上なのかな?」
「父上みたいだから父上ー」
「つまりは固有名詞は先輩が俺達をどう認識してるってことっスよね」
越前が口を挟んだ。
「じゃあ俺がマイブラザーって呼ばれてるのは」
「兄貴みたいだからか」
桃城の言葉を引き継いで河村が言った。
「手塚がパパで不二が父上、桃がマイブラザーか」
と、乾が呟いた。
「じゃあ大石は?」
菊丸がに聞く。
「ママ」
「さすが青学の母」
と桃城が茶茶をいれた。大石は苦笑いをしている。
「乾は?」
「ダッディ」
これには少々、非難の声が上がった。
「タカさんは?」
「オヤジ」
これには皆して納得していた。
「海堂は?」
「お父さん」
これを聞いて桃城が余計なことを言って海堂と喧嘩した。しかし、すぐに大石が二人を止めた。さすがは青学の母。
「オチビは?」
「お兄様」
なんで、越前がこう呼ばれているのかという疑問が浮かんだ。
「じゃあ、俺は?」
と菊丸が目を輝かせながらに聞いた。
は思いっきり笑顔で答えた。
「 cat 」
「なんで俺だけ人外!?」
「しかも先輩、発音メチャクチャいいし・・・」
英二が沈んでいるところを不二が英二の肩を叩いた。
「英二・・・の家族構成では君はペットなんだよ」
不二のこの言葉が追い討ちとなって英二は隅っこに行ってますます落ち込んでしまった。
「の中での家族構成は父親が4人、母親が1人、兄弟が2人、ペットが1人ということになるな」
手塚が結論付けた。
「なんかすごい家族構成だね」
不二が言う。
「みんなの家族ー」
はご満悦だった。
これからのの育児教育をどうするか、というプチ会議が行われ
その結果、ローテーションでの世話を見ることになった。
(はどの学年でもクラスでも行って授業を受けていいことになっている。)
こうして、手塚の苦労は少し和らいだのだった。
***あとがき***
手塚達をパパーとか呼ばせたくて書いた代物です。
久しぶりに文書いたからメチャクチャだ・・・
下書きも途中しか書いてなかったら
後は頭の中で考えて書いてたから変なところありまくりだし。
書き直せたら書き直そうと思います。
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