チョコをあげましょう






チョコをあげましょう。大好きなあの人に

丹精こめて作ったチョコをあげましょう

大好きなあの人に







今は昼休み。郭 英士 は、いつものように本を読んでいた。

そこへ、英士の近くに住んでいる(つまりは幼馴染)  がやってきた。

は英士の隣に行った。

実はは英士の隣の席だったのだ。(恐るべし幼馴染パワー)

は席に着くと、机の中から綺麗にラッピングされた箱を取り出した。

そして、その箱を英士に差し出した。



「はい、カっ君。バレンタインチョコv」



ほんのり頬を赤らめてチョコを英士に渡す



がチョコをくれるなんて思わなかったよ」



英士は最初は驚いたものの、からチョコを受け取る。

英士は今回初めてからチョコを貰ったのである。

だから 今年も、貰えないんだな と諦めていたのであった。

それが 今回チョコを貰えたので驚いていたのだ。



「初めてこういうの作ったから、気合入れてがんばったんだ」

『え・・・?手作り・・・・・・・?』



と、ちょっと ときめく英士だった。



「開けてもいい?」

「いいよ」



の了解を得たので英士は早速、箱を開け始めた。



<パカ>



箱の中身を見たとたん英士は固まってしまった。

箱の中身はきっとおいしそうなチョコがあるんだろうな 

と思っていたため そのショックはかなり大きいようだ。



「ハート型にするの難しくって・・・結構本物っぽいでしょ?
 がんばったんだから」



と、自信満々に言うに対して

英士は血の気がない顔をして箱の中身を

ただ、ただ、見つめているだけであった。




『・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ハートはハートでも心臓・・・・・・・・

 いくらなんでも気合入りすぎでしょ !!?』





              
ハート
そう、箱の中身はなんと心臓の形をしたチョコレートだったのである。

もうそれは、本物と見間違えるかのように本物そっくりなのである。

動揺しまくりの英士にはさらに爆弾発言を投下した。





「中にはね〜本物も入ってるんだよ〜♪」






ほ、本物!??

 そういえば、理科の解剖の実験のとき
 何か取っていたような・・・
 ・・・はっ!ま、まさかそれをいれたんじゃ!?
 そうなのか!?そうなんでしょーーー!!?
 
それに、そのいれた物(ブツ)は生なのか!?
 生を入れたのか!!!!??
 どうなんだ ーーーー!!?






と、暴走してるしかけてる英士にさらなる追い討ちをかける





「カっ君だから特別なんだvこのチョコ」







俺だから!!?

 ・・・・・・俺・・・になにかしったけ・・・』






この日を境に英士は大の甘いもの苦手になりましたとさ。








*後書き*


初女主人公夢 終わりました〜

駄文でゴメンナサイ

しかも 短い・・・あわわわわ

今気づいたけど、ちゃん机の中にチョコ

いれといてよくチョコ 溶けないですんだよね

・・・考えないことにしましょう