ケーバンとアドレス






バタバタバタ ギィィィ―




「猫!不二王―!!」


効果音でお分かりいただけただろうか

『バタバタバタ』は走る音で

『ギィィィ―』は男子テニス部のフェンスについている入り口を開けた音である






!今は朝練中だぞ!」

手塚はに言った

「なら休憩にすれば良いだろう」

この台詞に効果音をつけるとしたら『ド―――――――ン』だろう

「どうしたの?」

「そうそうがこんなに早く来るにゃんて」

不二と菊丸はに近づいて行った





「昨日言ったよね携帯変えるって」

は腕をブンブンと振りながら喋る

「そういえば言ってたね番号とアドレス教えて?」

「俺も」

コートに座りこんで喋っている3人

3人の前にはお茶とお茶菓子が置いてある

「うん!それはモチロン!!」

の台詞を聞くと不二と菊丸は携帯を取り出した

「え−と 削除して・・・」

菊丸は携帯をいじりながら言った

「猫!!【様】をつけなさい」

「ムゥゥゥ――――」

「で、 番号は?」

さらりと流す不二

「えーとねー 090−9614−2430」

「090−9・・・ 次なんだっけ?」

鸚鵡返しは失敗に終わった






「此れには覚えるコツがあるのよ!」

「「覚えるコツ?」」

不二と菊丸は声を揃えて聞きなおす

「そう!つまりは・・ 090−9614−2430

 語呂合わせにすると・・・


 090−クロイヨ−フジサマ


 な訳よ!!」







「「・・・・・・・・」」

「にゃはははは サ、サイコーだよ !!!!」

「でしょ?」

と菊丸はガッチリ握手をしていた

・・・ エ−ジ・・・」




ビュゥゥゥゥ−




一気に温度が下がった

「不二はそういう所が黒いのよ!」

は言った

ここまでストレートに不二にものを言えるのはだけだろう

「フー しょうがないねは」

温度が戻った

近くにいた他の部員は喜んだ

これでもかってほどに・・・

「んでメアドは・・・ メンドイからこれ見て」

は携帯を2人に見せた




「にゃ・・・・・・」

・・・コレって」

「えへへー」
の液晶画面にはこう書かれていた










〔fuji_eiji−best_friend@ezweb.ne.jp〕






POST SCRIPT

3−6です!女主人公友情DREAM!!!

24→不二

だとしといてください!!!


神月美依祢