第四話









「次はコンビネーションをみます」

玲がルールを話している

それにしてもゴールキーパが2人・・・

3対2

1分間の作戦

これは普通のコンビネーションを見るんじゃないね

まぁ、コンビネーションは当たり前として

判断力も必要だし

それにしてもAと一緒にやるとしたら最悪だね

なんかAってBのこと一線引いてるみたいだし・・・

まっ、面白そうだから別にいいけどね






















皆、戸惑っているようだったけど

一番最初にゴールを決めたのは

水野と藤代+@ グループ

次は将のいるグループ







「次、椎名、天城、








・・・・・・

天城、あの国部ニ中のFWと

U-14の1人、・・・僕と同じDFだったかな












「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」
















「どうするのさ」

「・・・・・・」

「多分ね、多分だよ。これは予想だからね

 DFは僕に1人付くと思うんだ

 Aという事もあるけどユースに入ってるってのもあるからね」

は続けざまに言う

何となく分かってしまった・・・・・・

「あと1人のDFは天城君に付くと思うよ。だから・・・」













僕はビックリした

こんな作戦、考えつくものじゃないし

それに本当にできるのかと思った。

それは天城も同じみたいだ

そのくらいは顔見れば分かるし

それに気づいてのか

「大丈夫」

と言って歩いていった




















DFは木田と桜庭だった

が天城にパスすると

の言うとおり天城にはタッパがある木田が

ユースだからといって警戒したのだろう桜庭がついた

天城は木田をかわし、僕にパスをした

それを見て桜庭はから離れ、ボールを取りに来た

甘いよ

僕からボールを奪うなんて

桜庭と1対1をして、かわすとと目が合った

合図だ

僕はゴール近く、天城が立っている所よりはるか上へ

センタリングを上げた

周りはミス、とか言っている

ハッ、甘く見ないでもらいたいね

桜庭はガタイのいい天城が取ると思ったようで

木田と一緒にボールの真下ら辺にいる

その時、タイミングを見計らっていたが走り出した

天城を台にしては逆立ちをして、その反動を利用して体を浮かした

空中で体制を持ち直し

タイミング良くボールをゴールに向かって蹴った

ボールはクロスバーにあたって

こぼれたボールを天城が渋沢と不破の間にシュートした

















すべての作戦どうりだった












気に入ったよ


 









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P.S

はい

技能テスト終了です

次はこの話のside違いです

第三者sideっていうか、周りで見てる人達の感想です