ぐっと唇を噛み締める。
ひろがったのは鉄の味。











「で、貴方は何がしたいのよっ」


私はいらいらした口調で彼に言葉をぶつける。
彼は彼でずっと変わらない笑みを浮かべていた。


「さっきから何度も言ってるのに。まだ気付かない?」
「その言葉があまりにも嘘っぽすぎるのよっ」



この体勢を人はなんと言うでしょう。





@か弱い女の子が押し倒されそうになっている。

A強姦

B任意のないあんなことや、そんなこと




正解は








全部ですっ。

ちゃん、大ピンチっす!!!











「そんな顔しているほうがいけないんだよ?」
「これは生まれつきっ。お父さんとお母さんに文句言ってよ」
「お父さんとお母さんに感謝」
「貴方に『お父さん、お母さん』って呼ばれたくないっ」
「なんで?いつかそうなるのに」
「いやー!!!!!!(泣)」




私はぐっと唇をかみしめた。
うっすら鉄の味が舌にくる。





「……血」
「離してっ」
「痛そう…」






それだけつぶやくと、不意に唇がふれる。
私の唇を舐めまわしたと思うと、銀色に光る糸を輝かせる。




「…なに…すんのよ…」
「なにってキス」
「そんな…さらっとさぁ・・・」
「そんなこと言ってると、これ以上先のことするよ」
「ごめんなさい」
「よし」






優しいようで、鬼畜なんだか。
よくわからない人。
それでも、初めてのキスは鉄の味。






相互記念の送り付けです〜。
送り付け第三段ですっ。
こんなんばっかで本当にごめんなさいっ。
そのうえ待たせすぎてしまって…。
偽不二ですが…焼却炉行きで!!!

みかんもどき
23:47 04/01/28










相互記念のリクどうもありがとうございました〜
なんだか、甘目な夢で・・・
魔利にはちょいと刺激(?)が
強かったような気がしますがどうもですv <でも、ウハウハしながら読んでた奴…
不二夢〜♪不二夢〜♪ <ちょっとワンダーランドに飛び立ってます
焼却炉なんてもったいない!宝箱行きですよv
本当にどうもでしたvvv


                          by 天神 魔利