ぐっと唇を噛み締める。
ひろがったのは鉄の味。
「で、貴方は何がしたいのよっ」
私はいらいらした口調で彼に言葉をぶつける。
彼は彼でずっと変わらない笑みを浮かべていた。
「さっきから何度も言ってるのに。まだ気付かない?」
「その言葉があまりにも嘘っぽすぎるのよっ」
この体勢を人はなんと言うでしょう。
@か弱い女の子が押し倒されそうになっている。
A強姦
B任意のないあんなことや、そんなこと
正解は
全部ですっ。
ちゃん、大ピンチっす!!!
「そんな顔しているほうがいけないんだよ?」
「これは生まれつきっ。お父さんとお母さんに文句言ってよ」
「お父さんとお母さんに感謝」
「貴方に『お父さん、お母さん』って呼ばれたくないっ」
「なんで?いつかそうなるのに」
「いやー!!!!!!(泣)」
私はぐっと唇をかみしめた。
うっすら鉄の味が舌にくる。
「……血」
「離してっ」
「痛そう…」
それだけつぶやくと、不意に唇がふれる。
私の唇を舐めまわしたと思うと、銀色に光る糸を輝かせる。
「…なに…すんのよ…」
「なにってキス」
「そんな…さらっとさぁ・・・」
「そんなこと言ってると、これ以上先のことするよ」
「ごめんなさい」
「よし」
優しいようで、鬼畜なんだか。
よくわからない人。
それでも、初めてのキスは鉄の味。
◆
相互記念の送り付けです〜。
送り付け第三段ですっ。
こんなんばっかで本当にごめんなさいっ。
そのうえ待たせすぎてしまって…。
偽不二ですが…焼却炉行きで!!!
みかんもどき
23:47
04/01/28
相互記念のリクどうもありがとうございました〜
なんだか、甘目な夢で・・・
魔利にはちょいと刺激(?)が
強かったような気がしますがどうもですv <でも、ウハウハしながら読んでた奴…
不二夢〜♪不二夢〜♪ <ちょっとワンダーランドに飛び立ってます
焼却炉なんてもったいない!宝箱行きですよv
本当にどうもでしたvvv
by 天神 魔利
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