「ヴ―――、なんで疲れるのから行くんだよー?」
「そこが1番すいてるからでしょ」
「なんで俺は引きづられてるのぉおぉぉぅ」
「くんが歩かないからv」
「ギャーーース!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・兄が2人いる・・・」
俺、大石 秀一郎はいつも思う
この2人、 と は本当に双子なのだろうか・・・と
2人の性格が違いすぎるからなんだ・・・そう思うのは
俺の後ろでは君が君の首根っこを掴んで不二と笑顔で会話してる
君と不二って絶対気が合うよな
黒いし・・・・・・・
何か、君と不二がダブルスでも組んだら最凶だと思うのは俺の気のせいか・・・?
「それじゃあ、用意はいいか?」
持久足の記録を担当している、塔堂先生がピストルを空に向けている
「良くないでーす・・・」
隣に立っている俺には君の嘆きの声が聞こえた
パシィィィィィィイイン
「オマエは黙って走ればいいんだよ」
極上の笑みをしている君
手には先ほども使っていたハリセンが握られていた
ああーーーーーーっ
胃がっっ!!!
そうこうしているうちにスタートの合図が出された
パァァァァァァァン
ピストルのスタートの合図で俺たち10人は走り出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぁ?
ガクッ
「あぁ・・・俺はもう走れない
俺に1,500mも走りぬくなんて最初っから無謀な事だったんだ
なんで俺はこんなにも体力が無いんだろう?
神はなんて仕打ちを俺にするのだ
神よ・・・・・・」
君はさも、悲劇のヒロインかのように地べたに座り込み お祈りポーズをしていた
俺たち、レギュラー陣(−君)+乾・君はその光景を横目で走りながら聞いていた
手塚は、あきれてため息ついてるし (うん、普通の反応だ)
乾は、ノートに書き込みながら走ってるし (前見なくて平気なのか・・・?)
不二は、ニコニコ笑ってるし (いや、いつもか・・・)
英二は、お腹抱えて大笑いしてるし (英二・・・何がおかしいんだ!?)
桃城と海堂は、喧嘩してるし (これも、いつものことだけど)
越前は、思いっきりため息ついてるし (あ、手塚と同じ行動をとったよ)
君は、ハリセン取り出してるし (うん、いたって普通の行動だ)
俺は胃が痛いし・・・・・・・・・
・
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ん?
ハリセン!?
気がついたときにはもう遅く、君の手からハリセンは離れ
いきおいを増しながら君に向かっていた
「神よ・・・・・・・・・・・
俺、何か悪い事をしましたくわぁーーー!!」
君は自分の方に向かってくるハリセンには気づかずに懺悔(?)をしている
バシーーーーーーン
「よしっ、命中っ!!!」
と、君は密かに(?)ガッツポーズをして言った
ナイスコントロール・・・君
胃が痛いなぁー・・・・・・
君の頭からケムリが立ち上っている。痛そう・・・
そして君は、ノロノロと走り出した
このあとやったシャトルランは君は5回という最低記録を出し
君は172回という最高記録を残したのだった
この差は一体なんなんだろうか・・・
お♪みゃ♪ケ♪
: 「そうか!分かったぞ!!」
英二 : 「にゃにが〜?」
: 「・・・・・・」
: 「俺が体力ないのは兄が俺の分の体力を吸い取ってしまったからなんだ!!!」
手・大・不・英・乾・桃・海・リョ : 「ソレはないっ!!!」
: 「・・・・・・」 (無言でハリセンを取り出す)
スパシィィィィィーーーーーン
リョーマ : 「まだまだだね」
後日談
乾のノートにはスポーツテストの結果が加えられていた
○月△日 スポーツテスト結果
/ |
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反復横跳び |
50回 |
59回 |
シャトルラン |
5回 |
172回 |
背筋 |
110kg |
105kg |
握力 |
46kg |
36,7kg |
上体そらし |
48回 |
52回 |
長座体前屈 |
56cm |
42,5cm |
50m走 |
5,6秒 |
5,8秒 |
立幅跳び |
250cm |
245cm |
ハンドボール投げ |
35m |
25m |
持久走 |
7分00秒 |
4分19秒 |
総合結果 |
パワー・瞬発力共に
優れている
体力が難点 |
全体的に優れている
テニスをするのに最適な
身体能力をしている |
POST SCRIPT
あああああー
今までスミマセンでした
ぜーーーんぜん更新(?)してなかったですね
久しい双子ドリ
色々と忙しかったのですよ。委員会とかで・・・
これからは出来る限り打って打って打ち込みたいと思います・・・
神月美依祢
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