Twins .家庭事情 2










「俺たちの親は俺たちが7歳のときに離婚したんです
 離婚理由は母さんの母親、つまり俺たちのおばあさまが
 俺たちを会社の跡取りに相応しいように育てるためです
 候補は俺、と親戚、合わせて9人で、はかたくなに反対したんです
 『そんなの嫌だーーーーー』って
 は7歳だったからその時、重要さなんて知らなかったんですよね
 俺は、母さんと父さんが話しているのを聞いてしまって
 重要さを知ってたんですけど
 俺たちの母さんは長女でしたからそんなのわがままが通るはずもなく
 でも、母さんと父さんはの気持ちを汲み取って離婚したんです」



は俺たちに分かりやすいように説明してくれた

の時とは大違いだ

のせいで離婚させられたのか・・・



「会社って?」

「……不二先輩、『ユーカラベクス会社』って知ってますか?」

「うん、今、日本に進出してきている大きい会社だよね」

「はい、その会社です
 離婚した後、は父さんに、俺は母さんに引き取られました
 そして、俺は母さんの旧姓"シルベクトリ"を名乗るようになったんです
 俺は候補の中で知力・存在能力など、飛びぬけてたので
 自由な時間があったのでテニスを続けていたんです
 それと、母さんの遺伝とかあったんだと思います
 母さんは元プロテニスプレーヤーでしたから
 "リレン・シルベクトリ"って聞いた事ありませんか?」

「あの、世界女子チャンピオンの?」



桃城の馬鹿が聞いている

桃なら桃らしくおとなしくしてろってんだ



「そうですよ」

「確か、リレン・シルベクトリって持病で・・・」



さすがの越前もその先は言わなかった



「うん・・・俺たちが小6のとき、去年なくなったよ
 その時に父さんが再び俺を引き取ってくれて
 苗字がに戻ったんです
 それと同時に会社を継ぐ資格を失いました
 まぁ、さらさら会社なんて継ぐつもりなかったからいいんですけどね」



大体の事は言い終わっては息を深く吸い込んだ



「それじゃあ、は親父さんと3人暮らし?」



菊丸先輩ぶり返らしてどうするんですか!



「いえ、父さんは再婚して今の母親とで新婚旅行行ってますよ」

「ね、ラブラブなんだよ」



ここは・・・突っ込んでいい所なのか・・・



「ってことは今は2人で住んでるのかい?」



大石先輩まで・・・



「はい、最近はよく越前くんが泊まりに来るんですけどね」



すると、皆いっせいに越前の方に向いた

菊丸先輩なんか羨ましそうな顔してるし・・・



「だって、ん家広いし
 ゲームとか沢山あるし、のだけど・・・
 勉強とか教えてもらえるし。幸の料理、美味しいし。カルピンも懐いてるし」



・・・・・・勉強ぐらい自分でやれよ

つうか、の方、あれから静かだな

























寝てやがる

自分の兄が重要な話してるときに寝るか普通



・・・・・・」



の方を見ながら微笑んでいだ

この笑みはよく、不二先輩が菊丸先輩に見せる笑みだ



・・・・・・・・・黒いっ!!!






パシィィィィィン

スパァァァァァン







盛大にの頭を叩く音が二つ響いた

ん?

音が2つ

え?




と、不二先輩・・・・・・



「おめでとうくん、君はこの度
 『英二専用成敗ハリセン』 の第1人者に選ばれましたv」

「ヒッ・・・」



菊丸先輩…酷い怯えようだ



「あうううううううーーーー」



の方は頭をおさえている



、なんで寝てるのかな?しかもそのベッドとぬいぐるみはどうしたの?」

「ん?なんか、こんなのがポケットの中に入ってたの。
 投げたらこれらが出てきたの」



の手にあったのは小さなカプセル

えいっ!っとはカプセルを投げた

大きな爆発音が鳴り響く



『ほあら』

「カルピン!?」



コレはまさか○イ○イカプセルでは・・・



「あーこれ俺のベッド!!」

「大五郎――――――――!!!!」



桃城と菊丸先輩が叫ぶ



「クスクス、大成功だね」



不二先輩、アンタの仕業ですか

○イ○イカプセルを作って (ていうか作れるもんなのか?)

のポケットに○イ○イカプセルをいれたのは・・・

さすが魔王と謳われているだけあるな・・・・・・








POST SCRIPT


最初はシリアス、最後はギャグ(泣

不不不・・・

どうしたもんよ、コレ・・・

そういえばこの前、BBSに

『「双子」のシリーズ大好きですよ〜vなんかコンビネーション好きですv』

って書いてくれた御方がいて凄くうれしかったです

美依祢狂喜乱舞してました

こんな、駄作の駄文なのに…

文才欲しいです・・・


神月美依祢