金曜日
いつものように午後の授業が終わったら、部活へと行った
もちろん、いつものようにを置いて
さっさと着替えて、ちゃっちゃとテニスコートに行く
「今日もと一緒じゃないんだね」
そう声をかけてくるのは菊丸先輩
後ろには不二先輩もいる
・・・なんで副会長もいるんだろう?
手塚先輩と口論してるみたいだけど
「だからなんでお前は・・・」
眉間にしわを寄せている手塚先輩
「あれ、何なんですか?」
近くにいる菊丸先輩に手塚先輩の方を指差して聞いてみる
「・・・なんか合宿について話してるんだよね」
合宿?そんな話聞いてないんだけどな・・・
そんな思いが表情にでていたのか不二先輩が答えてくれた
「さっき聞こえた話だと、今日行くらしいよ、2泊日で」
・・・・・・・・・・はぁ!?
「置いてくなんてひどいよー兄!!」
がリョーマ君の腕を引っ張って走ってくる
そんなにリョーマ君は半分ひきづられている
「早く着替えてきなよ」
制服のままこっちに向かってきていたは
方向転換して部室に飛び込んで行った
「だ・か・らー!これには竹が必要不可欠なんだって
黄身がない玉子焼きと一緒で味気ないんだって!」
…竹?
しかもなんかわけのわからない
例え話まで盛り込んでるし副会長…
「黄身が入ってない玉子焼きは
玉子焼きとはいえないと思いまーす!」
はいはーいと挙手しながら話しに割り込む
うわ、いつの間に…
着替えるの早くなったな
「だよね!そうだよね!」
そしていつの間にかと副会長は意気投合してるし
俺は不二先輩に向き直ってさっきの話しの続きを聞いた
「今日行くんですか?合宿に?」
「みたいだね。誰も逆らえないから」
にっこり笑って答えてくれる
確かに・・・
「でも、なんで竹?」
「さあ?アレの考えてることは僕にもわからないからね
パンダでも飼ってるんじゃないの?」
いや、それはさすがにないと思うけど…
でも、在り得ない話ではないと思うのはなぜだろう
副会長マジック?
「先輩と部長、何やってんの?」
越前君が着替えが終わったようで
手塚先輩と副会長の話し合いを遠めで眺めながら聞いてきた
「合宿について話してるみたいなんだー」
リョーマ君に抱きつきながら、そう言う菊丸先輩
…菊丸先輩、来た人来た人に説明してるのかな…
この人達は一体いつからこの口論を聞いてたんだろう
最初っからかな?
「へー合宿」
「なんか今日行くんだって。二泊三日で」
「はあ!!?バカじゃないの!?」
越前君も俺と同じ反応をする
うん。本当に急だよね
今から合宿だなんて
「でも、あの人のことだから、このままこじつけてしまうんだろうな…」
はぁ…と溜息をつくリョーマ君
話しの決着はついたのかと、俺は再び二人の方を見てみた
二人はこしょこしょと何かを話し副会長が
そっと手塚部長に何かを手渡した
「じゃ、そゆことでよろしく〜♪」
副会長は手塚部長に手を振り軽快なステップを踏みながら
校舎へと消えていった
そして、すぐ後に集合がかかり、一年二年三年と順に並ぶ
「これから合宿として竹取山へ行く
各自家に帰り、荷物をまとめたら青春台駅へ集合
交通費は片道780円だ。以上、解散」
手塚先輩…
生徒会長ともあろう人が買収されましたね?
******
「兄、急ごうよ〜」
家に帰り、各自支度してたらはすでに済ませたらしく
俺の部屋を覗き込んできた
こんなときだけ準備が早いんだから・・・
呆れながら支度をする
荷物の仕上がりが遅いのは
やはり行きたくないと思っているからか・・・
「あ、お弁当もって行こうかな〜」
歌を口ずさみながらスキップでキッチンに向かう
支度が終わったのと
がお弁当をつくり終わったのがほぼ同時で・・・
「んじゃぁ、出発〜」
ルンルンと玄関を出て行く
・・・・行くか
なんだかんだいって、ついてしまった、合宿所
今日は遅いので、山のふもとにある
古い民宿――ここが今回の合宿所らしい――に泊まることになった
夕飯は自炊
…こういうときに役に立つな
の気まぐれで持ってきていた重箱6段の弁当を広げる
「よく持ってきたな!」
桃城先輩が、まぜご飯をかきこみながら喋る
俺にとってはよく短時間でこんなに作れたことが疑問なんだけど・・・
それを軽々と持ってた自身にも
「あ、手塚、それちょーだい!」
「英二…まだこっちに残ってるから…」
「別にかまわない」
なんだろう
同学年のはずなのにそうは見えないこのやり取り
「うん、やっぱりおいしいね」
なんて呟いてる不二先輩
乾先輩は一品一品にデータを解析ながら
海堂先輩は黙々と
リョーマ君と桃城先輩はおかずを取り合いながら食べていた
全体的に見て、夕飯は戦争だった
6段の重箱じゃ、どうしたってテニス部全員分の食料はないわけで…
食べ物確保のために各自奮闘していた
自炊、すればいいのに
多分、理由としては
@めんどくさいA噂のの手料理が食べたい
なんだろうけど…
あー…人間って醜いね
夜が明けた今日からは
をリーダーとした一年生が食事当番として
民宿の倉庫にある米やら何やらを使って自炊となっている
俺の思ったとおり、朝ももの凄い戦闘が繰り広げられていた
昨日の夜は、夕飯を十分に食べれなかった部員達の腹の虫が凄かったもんなぁ
朝の食事という名の戦闘をおえ
俺たちは強化合宿のために山へとはいった
スコップと軍手片手に
「手塚・・・スコップと軍手でなにすんの?」
菊丸先輩が軍手をマジマジと見ながら手塚先輩を顧みた
確かに…
一体、スコップと軍手で何するんだろうか…
「これから山にはいって竹を取りに行く」
…竹?
―…だ・か・らー!これには竹が必要不可欠なんだって
黄身がない玉子焼きと一緒で味気ないんだって!
…あの時の副会長の台詞が甦る
え?てことはこの合宿、竹取るためだけに来たの?
しかも、スコップで!!?
なんて無茶な…
のこぎり
「斧と鋸は一つずつしかないのでな…皆にはスコップでやってもらう」
…まぁ、こんな大人数でやるからスコップでも支障はないと思うけど…
「…斧と鋸は一体、誰が持ってるだろうね?にー…ぃぃぃいいいいい!!!??」
が俺の方を振り向きながら絶叫した
俺の後ろをがカタカタと震える指で指す
俺は後ろを振り向くと、そこには斧を片手に微笑む不二先輩が
「アミダくじの結果、不二が斧、鋸が菊丸と大石になった」
あぁ、不二先輩…とてつもなく斧が似合ってますね
鋸は両端を持って引くタイプなので二人らしい
「兄、行こう・・・」
ちらりちらりと俺の背後(つまりは不二先輩)を見ながら腕を引っ張る
そんなに離れたいのか・・・
でも、斧って力いるから不二先輩じゃなくて
桃城先輩とかに持たせたほうが良いのではなかろうか
歩き始めたらさりげなくリョーマ君が近づいてきた
こちらも不二先輩を盗み見ている
「竹を取るってどのくらい使うつもりなんだろう」
ふと疑問に思ったことを口に出してみた
それより何に?
「七夕だからじゃない?」
・・・・・あ、そういえば
「兄とリョーマは外国にいたからピンとこないかもだけど」
なるほど
「この山で一番大きい竹を見つけること
見つけたら即報告するように。以上」
それを合図に俺たちはそれぞれ散らばった
プラプラと竹を探していると、が大きな声をあげた
「あーーーー!!」
「どったの?」
「弟、竹見つけたか?」
「たけのこ発見!」
ズコー!!
そんな音が聞こえそうな程に盛大にこける先輩達
見事なこけっぷりだ
「今晩のおかずにしよう〜♪」
「俺、たけのこご飯食いたい」
「りょーかい、リョーマ」
何気に今晩の献立をリクエストするリョーマ君
「たけのこがあるってことは近くに竹があるんじゃない?」
不二先輩が斧片手に…ってあれ?
斧がない
「あぁ、あの斧、重いから桃にあげちゃった」
ニッコリ笑顔で桃を指差す不二先輩
「ねぇねぇ、兄」
「何?」
「たけのこって普通、土から生えるよね?」
「うん」
「竹の上にはできないよね?」
「うん。…、いい加減本題に入って」
「このたけのこ、土の上に落ちてたんだよ」
…てことは誰かが落としたのか…?
「揃ってスコップ持っとると間抜け集団に見えんなぁ」
・・・この声は、
「忍足さん?」
「久しぶりやなぁ、」
「兄知り合い?」
「この前道で・・・」
「ナンパされたの!?」
「ナンパしたんは景ちゃんや」
「してねぇよ。ちょっと顔見知りだっただけだ」
忍足さんの後ろからゾロゾロと氷帝の人たちが出てきた
「で、これ落としたのは君たち?」
「俺が見つけたんだぜ!!」
不二先輩がの持ってるたけのこを指差すと
ハイハイと大きく手を伸ばして主張をしてくる向日さん
「なんでこんなところにいるんですか?」
俺は忍足さんに聞いてみた
「なんでって。この山、日吉の持ちもんやから、たけのこ取りしに来たんや」
持ち物!?
ってことはこの山、日吉さん家の土地!?
「修行の場所が欲しいからって買い取ったんだってー」
向日さんがなんでもないことのように言う
修行の場が欲しいだけで山を買い取るだなんて…
金持ちは考える事が違うな……
「よお、手塚。お前等こんなとこで何やってんだ?」
「合宿だ」
「表向きはね」
手塚先輩が適当にあしらおうとしていたのに
不二先輩が余計なことを言って邪魔をしている
「知ってるぜ。お前達、あの人の言いつけで竹取りに来たんだよな」
「この先に大きな竹があるんですよ!」
「ついでにたけのこもな!」
宍戸さん、鳳さん、向日さんがそれぞれ言う
跡部さんの手塚先輩を困らせる思惑が失敗したようだ
「ふん。よぉし、手塚。こうしようぜ
氷帝レギュラー陣と青学レギュラー陣
どっちが早くこの先の大きな竹に辿り着けるか
勝負しようじゃないか」
…なんか変な展開になってきたな。
「先に辿り着けたら竹はお前等のもんだ!」
「何故、そんな勝負にのらなければならない」
「忘れたのか?ここは日吉の山!
ってことはお前達は俺の了承を得ないと竹は取れないんだぜ」
あれ?なんで跡部さんなんだろう?
普通は日吉さんじゃない?
「じゃあ、竹取らしてください」
「好きにするといい」
・・・・・・・・・と日吉さん?
「了承とって来たよ〜」
ニコニコ顔で日吉さんの傍から帰ってくる
「じゃあな、跡部。皆行くぞ」
ゾロゾロと、手塚先輩の後をついていく青学テニス部
「おま、っ!!」
「またな、」
「今度一緒にテニスしましょうね」
宍戸さんと、鳳さんが声をかけてくる
「是非」
「たけのこはやるよ、俺らはいっぱい取ったし」
「ほなら、またな、」
向日さんがにたけのこをヒョイヒョイと渡していく
俺たちは奥に歩いていった
BGMは跡部さんの声で
歩くこと、数十分
竹林の中に一際目立った竹があった
「いやったー♪ついに伝説の竹を手に入れたニャ〜★」
まるでRPGの勇者のように言う菊丸先輩
何気にBGMもそれらしいものが聞こえてくるし…
って、大石先輩…
「卵先輩、そのラジカセ…」
「ん?これか?気分を盛り上げようと思ってね」
が大石先輩の手に持っているラジカセについて触れた
すると、桃城先輩達が集まってラジカセに入っている曲を物色しまくる
「ほとんど、ゲームのサントラじゃないっスか!」
「大石先輩って以外とゲーマーだったんっスね」
「英二に付き合わされてやってたらはまっちゃってね」
照れ笑いを浮かべる大石先輩
本当に以外だ
あ、でもこの人多趣味だしなぁ…
「それじゃ、さっさと竹を切ろうか」
不二先輩が桃先輩に持たせておいた斧をぎらつかせて言う
ドスッドスッギコギコドスッドスッ
斧の音が特に響く
さわやかな笑顔で渾身の力を込めて斧を使っている不二先輩を
ひどく怯えた様子で見ているとリョーマ君、その他諸々
菊丸先輩と大石先輩は
「なかなか倒れないねぇ」
「こういうときこそ俺達ゴールデンペアの見せ所じゃないか英二!」
と話しながら鋸を動かしている
「スコップなんていらねぇじゃねぇかよ・・・」
桃城先輩の言う通りかもしれない
「そろそろ倒れる確率97%」
「そこ、倒れるから危ないよ」
不二先輩が乾先輩たちが立っている方を振り返った
ドサッ
******
重労働の末、倒れた竹をテニス部総出で宿泊している民家へと担いで持ってった
この時点でもう3時過ぎ
達食事係は民家に留まって食事つくり
残りの俺達は一応、合宿という大義名分で来ているので
山用の練習メニューをさせられた
練習内容とは…足腰を鍛えるために山登り
手塚先輩の顔がなんだか生き生きと輝いて見えた
楽しそうだな…
くだりは青学恒例の罰ゲーム競争
乾汁は絶対に飲みたくないので、ちょっと本気で走った
「ぐあー疲れた〜〜〜」
玄関でへたりこむ桃城先輩
…邪魔なんだけど・・・・・・
「あっ!お帰りなさ〜い★」
「なんだか新妻みたいだにゃー」
俺達が帰ってきたことに気付いて、お玉片手にやってくるを見て
菊丸先輩がぼそりとそのまんまの感想を言う
「今日は竹の子づくしですよ〜」
の言うとおり、全ての料理に竹の子が入った料理
例えば、竹の子ご飯だとか、竹の子の煮物とか…を食べて
この日は終わった
******
二泊三日の合宿はあっという間に幕を閉じ
俺達はこの合宿の帰りをフルマラソンで帰った
理由は、こんな大きな竹を電車に乗せていけないからだ
…こんな大変な目に合うなんて
…副会長めっ
「オカエリ」
笑顔で両手を振っている副会長が校門前で見える
皆が息を切らしている
俺も少しきつい
「ただいまー、もうだめ・・・」
菊丸先輩が倒れた
それが合図だったのかのように他の人達も次々と倒れていく
「疲れた〜」
「途中でダウンして竹にぶら下がってた奴が言う台詞じゃないよそれ」
「ほんと。のせいで俺達は更に大変になったんだからね」
肩で息をしながらリョーマ君と二人でを責める
「死ぬ前にこれドーゾ。遺言でも何でも書いちゃって!」
そう言って短冊を差し出してくる副会長
っていうか、死ぬ前って…
そんなに死にそうな顔をしていたのだろうか
「あっ!ねぇクニクニ、部室の前に竹立てかけてみて〜」
手塚部長にそう指示を出しながら
ニコニコと倒れている部員の上に短冊を置いていく副会長
そして、部室の前に立てかけられた竹を見上げ満足そうに頷く
「うんうん。やっぱり、七夕にはこれがなくちゃね!」
「「「「「なら自分で取りに行ってくれ」」」」」
声をそろえて叫んでみる
「副会長ー、何か書くもの貸してくださいー」
「はいは〜い」
差し出したの手の上にボールペンが置かれた
「よ〜〜し、書くぞ!!」
そう意気込んで短冊に向かう
皆が一枚ずつ書いた短冊は竹に吊り下げた
「兄〜!兄はなんて書いた?」
「秘密」
「ぶー。ケチー」
頬を含ませて言う。
「あっ!リョマー!リョマは何て書いた?」
は次なるターゲットを見つけてリョーマ君のもとへとかけていく
結局、は全員に聞いて回ったみたいだ
誰も教えてくれなかったみたいだけど・・・
「そういえば、は短冊になんて書いたの?」
夕食を食べてるときにふと思ったことを聞いてみた
「ん〜?とりあえず、全国制覇と
部長の怪我が早く直りますように・・・だい」
言ってて照れたようで語尾が小さくなってた
なんだ、同じことか・・・
多分この様子じゃ、皆も似たよったこと書き込んでそうだな
気になるのは副会長のだけど
こうして、ドタバタした二泊三日の竹取合宿は幕を閉じたのだった
×××後日談×××
「よっと。ここでいいんスかぁ〜?」
「うん。そこでいいよぉ〜」
「しっかし、立派な竹ですよね〜〜〜」
生徒玄関近くの植木に植えられた竹を仰ぎ見る7人の生徒
そのうち一人は夏だというのにワイシャツではなく普通に上着を着ている
しかも頭には七夕をイメージしたのか、短冊がついている帽子を被っている
「そうでしょーテニス部の皆に頼んで取ってきて貰ったんだ♪」
「先輩も人が悪いよなぁ
先輩が頼めば竹の一つや二つ、向こうから送ってきてくれたものを」
「それじゃあダメなんだよ
特訓して鍛えて、全国制覇してもらわなきゃ!」
「先輩。それは、ひいきですぅ〜」
「しょうがないですよ。今、テニス部が一番熱いですし」
「そうそう!テニス部は今が旬だから頑張って貰わないと!」
「そのためには費用がかかる!
だから稼ぎどきには稼いどかないと…ですよね!先輩!」
「ふふふ…その通りだよ姫ちゃん。頼んだよギャンブラー」
「仰せのままに副会長」
まるで悪の秘密結社のような会話だを繰り広げる7人
「生徒会で作った短冊を
”これに書いて笹に吊るせば願いが叶う★”
と売り込めば大もうけ間違いなしです!」
「さっすが、ギャンブラー!素敵〜〜!」
ヒューヒューとおだてながら
生徒会の明るい未来を夢見、7人は校舎へと入っていった
全ては副会長率いる生徒会メンバー達の
思惑通りに動いていたということをテニス部員達は知らない…
+++あとがき+++
溜まりに溜まったレポートをやりながら
チャットでリレー小説を行うという初★挑戦!
物凄く時間がかかりました…
最初は学校の授業中(パソを使う)にチャットで設定を考えて…
そこから始まって……
授業中にヤっている自分が阿呆ではないかとか思ったこと数回…
先生が後ろにいたときはヤバかったー(馬鹿)
とりあえず、頑張ったよね、魔利ちゃんっ!
by 神月 美依祢
魔利は本家のBBSでお絵かきしながらチャットやったり
夕飯の支度(食事係だったのですよ)をしたりと
なんだか慌し(?)かったですよ。
時々、授業風景を実況してくる美依祢ちゃんに冷や冷やしながらやってました。
本当に、ボクら頑張ったよね!美依祢ちゃん!
もぅ、本当…長時間パソコンやりすぎて目が痛いっスよ…
by 天神 魔利
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