消えるシューマイ
(オチが分かる方ごめんなさい)







「カズさーん、一緒に食いません?」

「・・・主語をいれるばい」

ここは 九州の練習場でっす。

「はい。カズさん、一緒にこれ食いません」

・・・アホ。

こいつ主語の意味知ってるのかね・・・

「・・・これってなんや」

「これですよー。カズさんは目が見えんとね?」

「・・・・・・」

アホ丸出しだねーあ、説明しますね。

アホ昭栄は、両手に小さな白い箱を持っているのですよ。

「中に何入っとるばい?」

「シューマイです」

「・・・・・・・そうか・・・」

あーあ、呆れちゃってるよカズさん。

「んじゃ10個入りですから5個ばい」





パカ(開)







パカッ(閉)





「・・・・・」

「?どないしたと?」



「シ・・・」

「‘‘シ・・・’’?」













「シューマイが9個しかなかーーーーー」










「・・・9個しか入とらんかったんじゃ・・・・・・」

「さっき確かめたときに10個あったんですぅーー」

泣くアホ。

「食べたんと違うんか?」

「カズさんが待っとるんにそげな命知らずな事はしませんって」

「・・・食べるから買って来いなんて言った覚えない」

「どーーしてーーーーー」(話きいてない)

アホの遠吠え。

はぁもう一回あけてみればええ」

「そうします!!」






パカ(開)


パカッ(閉)










「7個しかなかーーーーーーーーーーー」







「・・・・・・・・」

「なーーーーどないしてーーー???」

「んなもん、オレが知るか」

カズさんが怒った。

「カズさんも見てくださいよー」






パカ(開)














「また減っとるーーーーーーーーーーー」







アホが叫んだ。

箱に入ってるシューマイは3個しかない。

「・・・こーいう場合は蓋の裏についとるもんだ」

そう言ってカズさんはアホから蓋を奪い取った。

「ほれ見てみー言ったとーりやん」

「あ、本当だー」

「んじゃ、シューマイもろうとくばい」

と言って、カズさんは蓋の方を持って去って行きました。

「なんや、蓋についとったんかー」



















「してやられたばいーーーーーーーー」






そうカズさんが持っていったのは蓋のほう。

アホの持っている3個しかシューマイが入ってない箱。

ということは

アホ昭栄 3個     カズさん 7個

ご愁傷様 アホ昭栄・・・・・・・











あ・と・が・き v

はい

これも実話話なんです

神月はカズさんの方ね

          by神月


みい君から初めて

見せてもらったとき、途中から

オチが分かっちゃったんだよね・・・

多分、題名見てオチがわっかた人

結構いるんじゃないかな

           by 天神