不思議ランプ

キャスト
生徒 : カズさん・昭栄・藤代(犬)
先生 : 渋沢(渋さん)







「できたばいー!!カズさんカズさん」

今は技術の授業、アホ昭栄はランプを作り終えました。

「うるさかー。見りゃーできたんはわかるとー」

はい、カズさんですね。

「コンセント入れてくれませんやろか」

「はやくよこすとよか」

カズさんはアホ昭栄からコンセントを奪うと、コンセントをつないだ。

このランプは電源の所に手を触れると四段階で電気が付くのです。



にゅっ



「・・・つかんばい」



にゅっ



「ん?」

アホ昭栄は にゅ、にゅっ と電源に触れています。

「カズさーんつかんばいーu」

「触り方が悪いんとちゃうんか?」



ピッ



あ、ちなみに電源が入ると 『ピッ』 と音がなります。

「つくやろが」



ピッ ピッ ピッ



残り三回触れてライトを消したカズさん

「つきますねー」

アホ昭栄は笑顔になり、再び電源に触れた



にゅっ



「あれ?」



にゅっ にゅっ にゅっ にゅっ



「「・・・・・・・・」」



にゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅ・・・・



「・・・カズさぁーん」

「さっき、ついたやろ」

そう言ってカズさんは電源に触れた。



ピッ



「・・・あれ?」

「ちゃんとつくばい」

次にアホ昭栄がライトのついたまま、電源に触れた。



にゅっ



「・・・・・・?」

「どーしたのー?」

おー犬(藤代)がやってきましたねー

「ランプが・・・」

「?高山、どーしたの?」

「おい藤代、ちょっとこのライトを消してもらえんか?」

カズさんがランプを指差しながら言った。

「???・・・別にいーよー」

犬が電源に触る。



ピッ ピッ ピッ



「消したよ」

「ああ、サンキュ」

消えましたね。

「どうかしたのか?」

おおっと!渋さん(渋沢先生)がやってきました。

「ぜんぜー(先生)ライトがつかんばってん、どないかしてー」

泣きに入ったアホ昭栄。

「いや、しかし・・・さっきのを見ていたんだが、付いてたじゃないか」

渋さんは電源に手を伸ばした。



ピッ



「ほら、付くじゃないか」

「・・・見ててください!」

今度はアホ昭栄が電源に手を伸ばした。



にゅっ












にゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅ・・・


連打攻撃・・・

「ほら、つかんでっしゃろ?」

カズさん、犬、渋さんは目を見開いた。

「お前がライトに嫌われとるんばい」

「うん。そうだよ」

「ああ、嫌われてるだけだ」


おわり
















「そげなーーーーーーーーーーーーー」





今度こそ終わり







反省コーナー


実話です。

本当に付きませんでした。

悲しかったですね。アレは・・・・・・

むなしい限りです・・・

ハウ・・・