君が食堂へ行くと、皆席について食べていた。
「あ、が来たぞ」
渋さんの声に犬が反応した。さすがは犬。
「おそいぞー。何してたんだよ?」
「あっはっはっ・・・秘密」
「むーーー・・・ま、いっか」
いーのかよ。まぁ犬だしな・・・
「こっち座れーーーー」
「・・・はいはい」
昼食
君は昼ごはんを採った後、犬に手招きされるがままに席に着いた。
「まったくが遅いから人参風祭に食べてもらったんだぞ」
犬はプンプン怒りながら食べている。器用なやっちゃ・・・
「そこは・・・怒る所なのか?」
「藤代」
渋さんのセリフ。
「好き嫌いはするな」
と言った瞬間。
ドボボボボボボボボボ
なにかの音がした。
・ ・ ・ ・
いや、あえて言うなら何かに何かの液体をかける音だ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
音の正体とは・・・プリンに醤油をかける音だった。うっわー
「・・・なー、ウニの味するって本当?」
君・・・・・・・・・・(>Д<)
「いや、しない。ウソだから」
犬、渋さん、天城、タツぼん、カザくん、は口をそろえて言った。
「そうなのか」
Σ不破っちまで・・・!
・・・・・・・・・ガシッ
君の左手にはプリン。
右手には醤油が握られていた。
くーん。ヤメテおくれよぉーーーーーーーーー
「な、何をする気だ、!?」
渋さんさんは焦っている。いや、焦りまくっている。
「え?試してみよーかなーって」
「確かに興味あるな」
不破っちーu
渋:「止めた方がいいよな」
水:「ああ」
風:「止めた方がいいよ」
犬:「うん、うん!!」
天:「・・・・・・」
こんな感じでひそひそと話し始めた。
「・・・・・、不破、もうすぐ午後の練習が始まる。プリンに醤油をつけてる暇なんてないぞ・・・」
渋さんは一生懸命考えたセリフを言った。
それはきついんでねぇかい、渋さんよ。
「ム、そうか」
そうかって、不破っち?
「それじゃあ、しかたないな」
ふぇ?君・・・
君と不破っちはプリンをそのまま食べ始めた。
まわりで見ていた人達はホッと腕を撫で下ろしたそうな。
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