今日はスポーツテストの日です。
ここ青学では3学年一緒に測定するのです。
「これでSHRを終わりにする。着替えたらグラウンドに出るように」
キーンコーンカーンコーン
ドタドタドタドタドタ
ガラッ
「おちび、」
英二が１−２の教室のドアを思い切り開けた。
「回ろう！！！」
「お菊先輩…」
周りの女子生徒はキャーキャー叫んでいる。
「菊丸先輩、主語を入れてください。訳わからないっす」
リョーマが言った。
「ん〜、英二はスポーツテストを一緒に回ろうって言いたいんだよ」
周助がフォローした。
「最初からそう言ってください」
「冷たいにゃ〜おチビは。よ〜し、にも言わないとね！！！
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
英二は走って教室を出て行った。
「じゃあ、着替え終わったらグラウンドで待ち合わせね」
周助が教室から出て行ったところをは追いかけだした。
「俺も行く〜〜兄〜〜〜」
リョーマは・英二・周助が出て行ったドアを見つめ、ため息をついた。
ドタドタドタドタ
ガラッ
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「兄〜〜〜」
ペシ
パシィィィィン！！！
「五月蝿いよ…」
≪説明しよう！！
お久しぶりです！1話以来ですね？
今の流れを説明したいと思います
[ドタドタドタドタ] というのは英二とが廊下を走ってきた音です
[ガラッ] というのは1-1に教室のドアを開けた音です
[ 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 ] は英二がを呼んだ（？）声です
[ 「 兄〜〜〜 」 ] はがを呼んだ（？）声です
[ペシ] という効果音はが、英二を教科書で叩いた音です（先輩なのにね）
[パシィィィィン！！！] という音はが何処から出したか分からない
『専用天誅ハリセン』をぶちかました音です
そして、は涼しい顔して[「五月蝿いよ…」]と言ったのでした
以上説明終わり、またね！≫
「で、用は何ですか？」
は静かに言った。
「あのね、回ろう？」
英二が言った。
「英二、主語入れなきゃ分かんないでしょ？」
後ろからついてきた周助が口を挟む。
「いいですよ、何処で待ち合わせですか？」
は答えた。
「今ので英二が何が言いたかったか分かったの？」
「に慣れればたいていの事は分かるようになりますよ。ようは慣れです」
「クスクス…それじゃあ着替え終わったらグラウンドで待ち合わせね」
「ひでーよ、兄！！ハリセンで叩くなんて！！！」
は英二に抱きつかれながらも
叩かれた部分を押さえながら涙目で叫んだ。
「騒ぐが悪い」
そういって教室のドアを閉めた。
そして、騒ぎ、ドアを叩き、しまいにはドアを蹴るは
から再び天誅ハリセンを喰らい、１−１と１−２の担任に怒られるのだった。
*** *** ***
「お待ちどー様です」
「が早く着替えないから…」
「だって…」
「だっても何も無いでしょ 言い訳は見苦しいよ」
弟の言葉を遮って兄が言う
待ち合わせ場所のグラウンドに最後に来たのは弟と越前だった
グラウンドには手塚・大石・菊丸・不二・俺・桃城・海堂・兄が揃っている
兄は弟を見捨てて此処に来たのか
今日は、皆のデータが取り放題の日…（ 怪しい笑みを浮かべている ）
１年達のデータ、特に兄のデータが比較的少ない
今日こそは…
「まずは、何行く？」
大石が言った
「空いてるのからでいいんじゃない？」
不二が答える
「今の時点で比較的に空いてるのは
『シャトルラン』・『ハンドボール』・『持久走』の３つだな」
「ええーーーーーーー」
イキナリ叫びだす弟
耳が痛い
「体力使うのばっかじゃん！！！俺や・・・・・・・・・」
スパシィィィィィン
「それじゃあ行きましょう」
叫ぶ弟の声を遮って兄は言った
その前にそのハリセンはどっから出したんだろうか？
ハリセンに『天誅』と書かれている…
「あ、兄…そのハリセンは何だ…」
桃城が聞く
ノートに書かなくては・・・！
「専用の天誅ハリセンです。これ使うと大人しくなるんですよね」
「いいなぁソレ、僕も英二専用の天誅ハリセン持とうかな？」
「やめてください！！！！」
即答だったな菊丸・・・
データに加えておこう
「じゃあ まず持久走でも行こうか」
大石が胃を押さえながら俺たちを促す
大変だな、大石も・・・
今度よく効く胃薬でも作ってあげよう
ＮＥＸＴ→
POST
SCRIPT
長くなるかは分からない
折角、魔利っちと＆のスポーツテストの結果を考えたので
書かなくてはと思いましてね
途中で乾視点入ってます
スポーツテスト→記録結果→データ
という事で乾を書かなければ・・・
単純ですね。スミマセン
まだ、何もやってないし
神月美依祢 |
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